佐賀資源化センター業務の基本方向
佐賀資源化センターは、佐賀市の環境に関する基本計画・政策の方向性に沿って事業を行っています。
佐賀市総合計画【背景】 (環境関係)
〇気候変動の深刻化と環境・エネルギーに対する関心の高まり
地球温暖化の進行や生物多様性の喪失、資源やエネルギーの大量消費など、環境問題の多くは 国境を越えて深刻さを増しています。 そのような中、2015年(平成27年)の国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)では、 2020年(令和2年)以降の温暖化対策の国際的な枠組みとなるパリ協定が採択され、気温上昇の 抑制や温室効果ガスの排出削減の目標などが定められました。 我が国においても、化石燃料の消費に伴う二酸化炭素の排出量の増大は、気候変動防止に向けた取組を進めるうえでの懸念材料と捉えています。特に東日本大震災をきっかけに、「再生可能エネルギー」の活用促進や、「省エネルギー」の取組に対する関心が高まっています。 温室効果ガスの排出抑制や利活用を促進する低炭素社会や、廃棄物の削減や再利用等の促進を通じて環境負荷を軽減する循環型社会、自然の恵みを享受し継承する自然共生社会を実現していくことにより、かけがえのない恵み豊かな地球環境を将来世代に引き継いでいくことができる「持続可能な社会」を形成していくことが求められます。その重要性は、多くの人が認識するところとなってきており、従来の経済活動や生活様式を見直す動きが広がっています。
佐賀市総合計画【基本計画】(環境関係)
〇持続可能な循環型社会の構築
市民生活や事業活動に浸透してきた廃棄物のリサイクル(再生利用)の 推進とともに、今後は、市民や事業者に対して、情報提供や体験学習等を通 じた啓発等により、リデュース(発生抑制)とリユース(再使用)を積極的に 推進し、食品ロスの削減をはじめとした3Rに取り組みやすい仕組みや環 境づくりを図ります。また、リサイクルの推進にあたっては、民間活力を積極的に導入し、資源の確保や有効利用に取り組みます。
佐賀市分別収集計画(第10期)
〇分別収集の用に供する施設の整備に関する事項
缶・ガラスビンについては、佐賀市廃棄物最終処分場に隣接する株式会社佐賀資源化センターで選別・圧縮・保管する。 飲料用紙製容器包装及びその他紙製容器包装については、佐賀市清掃工場(リサイクル工場)で選別・ 保管する。